チャラカ・サンヒター①
以前、勉強した時に使ったノートをたまたま読み返してみて、みなさんの日常でヒントになりそうだなと思ったものをランダムに書いてみようと思います。
クリシュナ先生のチャラカの講読会 第25章 「食事と薬用酒」 の回のお話しより‥
・次の一歩だけを見る。遠い先を見ているだけだと疲れるだけ。次の一歩を見て、また、その次を見る。
・「健康によいものの中では気持ちの穏やかさが大切」ビタミンや栄養ではなくて、心、プラス思考が大切。
穏やかさとは、表面の波があっても根底が穏やかという意味。
・目は見てはいけないものを見ても疲れる。目を使わなさすぎるのも疲れる。感覚器官を酷使しすぎることは病気の原因になる。視覚を愉しませること、五感覚器官に対し適切な刺激は健康につながる
・結果には適切なふさわしい原因がある。それは人間にはわからない。天だけがわかること
・落ち着いていて、平和で、自信を持っていることが病気の治療には一番いい
・アーユルヴェーダでは、抵抗力・体力・代謝力、この三つで力という
・自分がやったことで幸・不幸が決まる。ちゃんとしたタイミングを持って実を結ぶ
・疑いをなくす原因のなかでは、直接、自分の目で確かめること
・人間の由来は食物。病気の由来も食物
・浄化療法(すべてを洗う方法)と緩和療法(穏やかに鎮静する方法)がある。老人に浄化療法は行わない。
・アーユルヴェーダでは臓器移植などは道徳的にも認めていない。誰かの死を待つことになる。それは生命を歓んでいない行為。アーユルヴェーダには、あえて手を出さない領域がある。弱い生命は助けない場合もある。自然にまかせる。パンドラの箱はあけない。
・医者が避けるべき人の中には無神論者が→因果関係を信じない人。人生は信じる上に成り立っている。
・アーユルヴェーダ=個性の医学。生理学的な個性の違い=体質。