スリランカ式 ウェサック祭り
みなさん、こんばんは。
元気に過ごされていますか?
ピッタ・カファ体質の私は、この暑さ寒さの不安定な気温と湿気にやられ、
久しぶりにイライラしたと思ったら熱を出し…
抵抗力も弱っているようで、久しぶりに風邪をひきました。。
食を抜きつつ、
今日は1日カサエを飲んで静かにゆっくりと家事をしながら体を休めることに専念しました。
休息は大事ですね。
みなさんも、季節の変わり目のこの時期は無理をしないように日々をお過ごしくださいね。
今月の19日(日)さいたまスーパーアリーナで、スリランカ式のウェサック祭りが開催されます。
盛大に催されるこのお祭りには、
ダンサラ(食事や飲み物などを無償で振る舞うこと)のためにたくさんのスリランカ人が参加します。
礼拝の儀式や坊さまの法話など、スリランカで実際に行われていることを、そのまま日本で再現するお祭りです。
お釈迦様の誕生、成道、涅槃を祝う特別な日。
ウェサック・ポーヤ
あまり知られていませんが、
スリランカ人の70%は敬虔な仏教徒です。
日本の仏教とは違い、原始仏教、初期仏教、テーラワーダ、上座部仏教、南伝仏教などと言われています。
「仏教は、今からおよそ2550年前、お釈迦様(釈迦牟尼仏)によって啓かれ、時代の流れと共に、様々な流派に分かれて全世界へと広がってゆきました。
中国・チベット・朝鮮半島や日本には、お釈迦様の死後数百年経って成立した北伝の仏教(いわゆる大乗仏教)が伝えられました。
一方、スリランカ、タイ、ミャンマーなどの出家教団によって継承されている南伝の仏教をテーラワーダ仏教と呼びます。
お釈迦様の時代から完全に近い形で残されたパーリ語経典に基づいて、多くの比丘(釈尊の教えを実践し、修行した出家僧)と在家信者たちの努力により、二千五百年の長きに渡って実践され、受け継がれてきたお釈迦様の根本の教えなのです。
テーラワーダ仏教はいわゆる『大乗』とも『小乗』とも無縁です。
ただお釈迦様が説かれた教えとその実践方法のひとつひとつを当時のまま、今日まで伝えてきた純粋な体系なのです。
お釈迦様の初期経典に説かれたヴィパッサナーや慈悲の瞑想といった実践方法は、宗派の違いや宗教の枠を超えて、誰でも実践できる幸福の道であると言えましょう。」
-日本テーラワーダ仏教協会HP テーラワーダ仏教とは?より抜粋-
宗教というと、日本ではなんとな重く暗く怪しいイメージであったり、何かがかけ離れた違和感があったり…
私はそれが残念でなりません。。
私自身、特定の宗教を持ちませんが、
海外や国内の自然が豊かな土地を訪れると、信仰と日常は常に一体で、決して切り離して考えるものではないから、
そいういう人々の日々の営みを肌で感じると、とてもうらやましく感じます。
本来、宗教とは、人と自然の結びつきを確認するために生まれ、そのネットワークの中で調和しながらよりよく生きていくための実践方法なのだと思います。
アニミズム
森羅万象に命が宿り、カミサマであり、敬うべき対象であるのだと。
そこに感謝の気持ちを捧げることが祈りなのだなと。