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アーユルヴェーダの食事③

ヴァータに適した食事

<ヴァータのグナ(性質)>

乾性・軽性・冷性

<消化力の特徴>

不規則な消化力

ストレスからくる過食になりやすい

<不調になった時(ヴァータ過剰)の特徴>

不規則、不安定、不安感、恐怖心、怖れ、焦燥感、過度のおしゃべり、考えすぎ、くよくよ、疲れやすさ、精神疾患、神経症、顔面麻痺、顔面神経痛、関節の痛み、声のかすれ、枝毛、切れ毛、不眠、拒食、過食、痩せすぎ、乾燥肌、便秘、肩こり、腰痛、血行不良、冷え性、動悸、めまい、聴覚の不調

<向いている食事>

ラサ‥塩味・甘味・酸味

グナ‥重性・湿性・温性

ヴィーリヤ‥温

積極的に摂るといい食材

充分な量、油分・水分を含んだ食材や調理法、温かい食べ物や飲み物、

できたての食事(食べ物は調理してから3時間後に腐敗がはじまる)をよく咀嚼して食べる

小麦、米、グルテン、オーツ、魚介類、卵(質のいいもの)、山羊肉、鶏肉、豚肉、ヨーグルト、バター、チーズ、サワークリーム、バターミルク、玉ねぎ、ねぎ、唐辛子、サツマイモ、キュウリ、トマト、大根、オクラ、ニンジン、アボカド、海藻類、にんにく、カボチャ、ジャガイモ、根菜類全般、ナッツ類、たね類、木の実、ごま、ムング豆、油類全般(質のいいもの)、果物類全般、カルダモン、フェンネル、ナツメグ、クローブ、コリアンダー、アニス、フェヌグリーク、クミン、シナモン、バジル、ターメリック、ミント、黒コショウ、しょうが、マスタード、わさび、岩塩、海塩、しょうゆ、みそ、酢、糖蜜、粗製糖、メイプルシロップ、黒糖、きび砂糖、てん菜糖、はちみつ、レモン水、ライム水、白湯、牛乳(質のいいもの)

<向いていない食事>

ラサ‥苦味・渋味・辛味

グナ‥軽性・乾性・冷性

ヴィーリヤ‥冷

ヴァータの不調時に控えた方がいい食材

軽くて乾燥したもの、冷たい飲食物、消化に時間のかかる生もの、辛いもの(辛味は温の性質ですが乾性のため摂りすぎると乾燥からくる不調がでやすくなる)

大麦、ライ麦、イースト、そば粉、乾燥穀物、豆類全般、牛肉、アイスクリーム、セロリ、なす、キャベツ、ブロッコリー、レタス、緑の葉野菜、サンフラワー油、コーン油、ドライフルーツ(食べる時はよく水に浸けて戻す)、精製塩、精白糖、コーヒー、紅茶

体調がいい時はあまり神経質にならずに、消化力に合わせて、よく噛んで、何でも美味しく頂くといいと思います。

不調の時は、体を作る食事やその他、体内に摂り入れるものを意識して、できることから少しずつ見直していくことが大切です。

ゆっくりと食習慣を変えていくことも重要です。

日々、健康に過ごすために、ぜひ、ご参考になさってください。

次回は、ピッタ体質及びピッタドーシャが増えすぎた時に適した食事内容をまとめてみます。

 -Ayurveda salon-

  Arunachala アルナチャラ

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