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ニームオイル

ニームという植物。

スリランカではコホンバと呼ばれ、「聖なる木」としてオイルだけでなく様々なシーンで、とても重宝されています。

アルナチャラに初めていらした方にさしあげているコホンバソープのご紹介のため、この植物のお話は何度もこのブログでもお伝えしていると思いますが。

今回は、そのオイルのお話です。

ニームの効能といえば、乾癬、糖尿病、AIDS、がん、心臓病、ヘルペス、歯周病、歯槽膿漏、歯肉炎、虫歯、歯痛、アレルギー、潰瘍、避妊、肝炎、真菌、マラリア、外部寄生虫、蟯虫、ガンジダ、尿路感染症、切り傷、擦り傷、火傷、捻挫、打撲、耳痛、発熱、感染病、炎症、結核、食中毒、水疱瘡、帯状疱疹、風邪、インフルエンザ、水虫、皮膚病、かぶれ、しわ、ニキビ、乾皮症、頭皮のかゆみ、フケ、イボ、湿疹、じんましん、疥癬、高血圧、血栓、コレステロール、不整脈、頻脈、冷え性、敗血症、腎臓障害、胸焼け、消化不良、胃炎、十二指腸潰瘍、下痢、神経疾患、ストレス、不眠症、痛み、頭痛、てんかん、関節炎、結膜炎、口臭、二日酔い、ニコチンの影響を減少、リウマチ、気管支炎、疲労etc…

ニームのその優れた効能から、ニームオイルは血液浄化のためにもおすすめです。 

しかし…

問題はその独特の香り。。

アルナチャラで使用するタイラや植物オイルなどは、なるべく「いい香りだなぁ」と感じて頂けるものを選んでいます。同じ植物のオイルでもメーカーによって香りが違うので、そういったところも気にして選んでいます。

決して華やかな香りではないアーユルヴェーダのタイラやオイルですが、植物の持つ大地のような深く繊細で力強い独特の香しさを感じて欲しいという思いがあります。

ニームという植物は、

「ニーム種子オイルは、非常に苦く、ニンニク臭や硫黄臭があり…不快な臭いがあるため石鹸への利用だけが受け入れられてきた」

というほどに独特で、玉ねぎの熟したようなツーンとする臭いがあります。

そんなこともあり、ニームオイルをお客さまに使用することにためらいがありました。

しかし、

「この方にはニームオイルを使ったらいいよな。。」と思うこともしばしば。。

どんなに効果があっていいものでも、香りというのはとてもデリケートなものだと思うので、使用感の臭いでお客さまを不快にさせてしまってはいやだな…という気持ちの方が先にきてしまい、なかなか今まで使用することをためらっていました。

でもやはり、とても優れた効能を持つ素晴らしいニームオイルをたくさんの方に使おう!と今は思っています。

ニームオイル自体、香りだけでなく全体的にとても強いオイルなので、トリファラータイラやピンダタイラなど相性のよいタイラと混ぜて使用していますが、

もし、香りがどうしても合わないという方は、遠慮なくお伝えくださいね。

よろしくお願いします。

※参考書籍:

「ニーム」 ジョン・コンリック著

 -Ayurveda salon-

  Arunachala アルナチャラ

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